高いクオリティの治療には歯医者さんとの信頼関係が不可欠

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歯医者さんに足を運ぶ目的が変化

かかりつけ歯科医院を持つ人が7割

人間は、口から食物や飲料を摂取することで必要な栄養を摂取し、また、自分の歯で物を噛んで食べるという行為は心に充足感を与えるためにも重要です。
つまり、口の中の健康を維持することは、身体と心の健康維持につながるのです。
子供のころはもちろん、成人し、そして高齢となった際にも自分の口の中の健康状態を把握してくれている歯医者さんがいるといないとでは、安心感が違います。
通常、歯科治療を行う場合、数週間や数年にわたる事もあるため、多くの方は通う歯医者さんを決めています。
かかりつけの歯科医を持っている方は、全体の7割とかなり高いです。
厚生労働省は、「8020運動」を推奨するとともに、地域とも強く結びついて総合的な治療をおこなう「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」の制度を新設しました。

かかりつけの歯医者さんに求められるもの

虫歯や歯周病といった口腔内の病気は、定期的にプロフェッショナルである歯医者さんにチェックしてもらうことで、早期発見、治療が可能となります。
こうした定期的な専門家のケアと、患者自身のセルフケアを充実させることが将来的には残存歯を増やすことにつながると考えられています。
そのため、かかりつけの歯医者さんには、乳幼児期から高齢期におよぶまで、ライフステージに則した適切な医療情報の提供や指導も求められています。
歯医者さん自身には、より専門的な知識や技能が必要とされますし、患者側にも、自身の健康状態を的確に伝え、時には早期に治療が始められるよう、歯医者さんとのコミュニケーションをしっかりととることが必要であると考えられています。


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