
歯医者さんに足を運ぶ目的が変化
虫歯や歯周病、あるいは歯科矯正治療となると、1回で完了することは極めてまれです。 何週間か、長いと1から2年、通い続けることになります。 また、近年は予防のために歯医者さんへ足を運ぶ方も増えているので、通う歯医者さんを決めている方がほとんどでしょう。
高いクオリティの治療には歯医者さんとの信頼関係が不可欠
虫歯や歯周病、あるいは歯科矯正治療となると、1回で完了することは極めてまれです。 何週間か、長いと1から2年、通い続けることになります。 また、近年は予防のために歯医者さんへ足を運ぶ方も増えているので、通う歯医者さんを決めている方がほとんどでしょう。
歯医者さんは、当然のことながら、口腔内の病気についてはスペシャリストです。 病気に対する知識はもちろん、複数ある治療方法についても熟知しています。 小さいころからずっと通院している歯医者さんであれば、ご自分の歯の状況についてもよく理解しているわけですから、質問もしやすくなります。
毎回、違う歯医者さんで治療するとレントゲン撮影やカルテ作成など、治療に入るまでの準備に時間を取られてしまいます。 その意味でも、かかりつけの歯医者さんを作っておくと、その時間も短縮できますし、費用が余計にかかることもありません。 そのうえ、歯医者さんとの会話もしやすい、というメリットがあります。
歯医者さんへ足を運ぶ目的が、虫歯治療や歯科治療が多くを占めていたのは昔の話。
1960~70年年代は、第二次ベビーブームもあり、子供の虫歯が非常に多く幼稚園~小学生ではなんと8~9割が虫歯を持つという「虫歯の洪水状態」と表現されたほどでした。
それが、80年代にはいると、歯磨きの習慣化や、厚生省(当時)と日本医師会が提唱した「8020運動」の普及が始まり、子供や高齢者の虫歯が減少傾向に移行します。
「8020運動」とは、80歳まで20本の自分の歯をキープすることで、しっかりと噛み、食事を楽しめることに象徴されるように、QOL(クオリティ オブ ライフ)の向上につながる、という考え方です。
これらの事により、子供の虫歯は、2020年代にはいると2割程度まで減少、80歳以上の高齢者の残存歯が20本を超えている割合は5割を超えるほどまでになっています。
歯科業界を取り巻く、このような状況から、歯医者さんへ足を運ぶ目的が虫歯、あるいは歯周病などの治療から、予防の観点での歯科検診へとメインストリームは変化してきているのです。
とはいえ、歯科検診は虫歯や歯周病、あるいは歯列矯正といった、「噛む」ことを正常に行える口腔内の健康を維持するためにおこなうものです。
健診の際に、虫歯や歯列の乱れが発見されれば、治療を行うことになります。
実際、治療を行う際、どのようなゴールに向けて治療をしていくのか、という事をしっかり歯医者さんとベクトルを合わせておく必要があります。
意思の疎通ができていないと、治療結果が患者の希望と異なってしまっていた、などの悲劇を引き起こしかねません。
そのようなことを回避するためには、歯医者さんとしっかりコミュニケーションを取っておくことが必要になってきます。
歯のトラブルには堺の歯医者がお手伝い。専門知識と温かいケアであなたをサポートします。